1月  注意してほしい感染症

               1月

 

         1月に注意してほしい感染症

 

1 インフルエンザ

2 ノロウイルス感染症

3 溶連菌感染症

4 RSウイルス感染症

 

1 インフルエンザ

 

インフルエンザは1~4日の潜伏期間を経て

突然に発熱(38℃以上の高熱)、頭痛、倦怠感、関節痛などが

出現し、鼻水・咳などの呼吸器症状がこれに続きます

通常は1週間前後の経過で軽快しますが、「風邪」比べて

全身症状が強いのが特徴です

感染経路は主に、くしゃみ・咳など口から発する飛沫感染です

予防には予防接種を受ける事が有効です 受ける事で

発症率・重症化率の低減につながると言われています

飛沫感染対策としてマスクなど、また接触感染対策として

手洗いの徹底が重要であると考えられます。

 

2 ノロウイルス感染症

 

この感染症の主な症状は吐き気・嘔吐・下痢です

小児では嘔吐が多く、嘔吐・下痢は1日数回~10回以上の

時もあります。 感染してから発病までの潜伏期間は

1~2日です。 ノロウイルスにはワクチンもなく

子供や高齢者には簡単に感染して発病します

最も重要で効果的な予防法は「流水・石けんによる手洗い」です

  

3 溶連菌感染症

 

溶連菌感染症は子供がかかりやすく、発疹が出る感染症です

主な感染経路は発症者もしくは保菌者由来の飛沫による

飛沫感染と直接接触による接触感染です

ワクチンはまだ実用化されていません。

予防には手洗い・マスクなどが有効です

 

 

4 RSウイルス感染症

 

 

この感染症は病原体であるRSウイルスが伝播することによって

おこる呼吸器感染症です。 潜伏期間は2~8日、一般的には

4~6日で発症します。 多くの場合は軽い症状ですみますが

重い場合には咳がひどくなったり呼吸が苦しくなるなどの

症状が出る事があります。感染経路は飛沫感染・接触感染です

ワクチンはまだ実用化されていません

予防法は手洗い・マスクなどが有効です

 

 

以上、これらの流行する感染症にはこれと言う治療薬は

残念ながらありません。ですが毎年患者数は増加傾向です

ですから、マスク・手洗いの徹底が重要です

 

自分の身体は自己管理をきっちりとして頂きたく思います

 

 

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