4月  かさぶたについての雑学

              4月

                        「かさぶた」についての雑学

かさぶたは一言で言えば、傷口にくっついた血球成分
(血小板)の塊で傷を保護するために作られる。
かさぶたの下では、皮膚が新しく細胞を増やして
傷を治そうとします。この傷口に雑菌が入ったり
乾燥したりすることから守る役割をしてます。
いわゆる血液由来のバンドエイドみたいな感じです。
傷を負って出血した時、修復されていく過程で
傷口周辺にはヒスタミンという成分が分泌されます。
この時におこるアレルギー反応が、かさぶたのかゆみです
アレルギーと聞くと良い印象は受けませんが……
かゆみを引き起こす事で、異常が起きている事を
脳へと知らせているのです。この脳への報告によって
傷の修復を促しています。
だからこのアレルギー反応はかゆみになりますが
傷を治すために不可欠なものなのです。

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