なんでつるの?

なんでつるの?

「なんでつるのん?」
とよくたずねられます。動けないわ、痛いわ、非常にナンギですよね。

筋肉がつる事を「有痛性強直性筋痙攣(けいれん)」といいます。「筋肉が痛くて硬くて動かない」という意味です。

【ちぢむ(力む)】⇔【ゆるむ】

筋肉は縮んだり緩んだりする命令を運動神経を伝わって脳や脊髄から受け取っています。 つったときは、そういった命令のやり取りが出来なくて縮んだまま(力んだまま)になります。

筋肉が正しく緩み縮みするためには、神経の命令のやり取り・筋肉中の物質のやり取りがスムーズに行われていないといけません。 ですので、

・水分不足
・ミネラル分不足(カルシウム・マグネシウムなどのバランス)
・疲労物質の溜まりすぎ
・神経のやり取りの老化

…などが「なんでつるのん?」の答えです。ですから老化は仕方ないにしても、

・水分補給をしっかり行う。
・ミネラル分豊富なナッツ類・ヒジキ・葉物野菜を意識的によく取る。
・ぬるめのお風呂にゆっくりつかる。

…といったことで対策をしていただければと思います。

足の裏なんかをつったときは、足指を手で引っ張って反らせば治まりますが、夜中に寝ている時に足をつってしまうと、起き上がる事も出来ず、足に手も届かず、激痛でもがき苦しむ事があるかと思います。 私も寝ている時につって起きて、寝ぼけて訳が分からない時がよくあります。

痙攣は辛抱すれば治まってきますが、中々の辛さです。そんな時は、痛いのを我慢してあえて動かしてみてください。もちろん痛いですが、動かしているうちに命令のやり取りが整って治まることが多いです。一つの方法として覚えていただければと思います。

金縛り

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