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                       1月 

新年おめでとうございます
今年は少し雑学っぽくなりますが
書いていこうと思います
宜しくお願いいたします

                 インフルエンザの雑学

インフルエンザと言う言葉は16世紀頃イタリアで
生まれたと言われています
当時は、感染症がウイルスによって拡大するという
考え方がなく、占星術師たちは、人々が次々に病気になるのは
冬の冷たい寒気や星の動きが影響しているのではないか、と
考えました。 そのため『影響=influenzaインフルエンツア』と言う
イタリア語が、流行性感冒を総称する言葉になりました
18世紀頃に英国で流行性感冒が蔓延した際
インフルエンツアがインフルエンザとなり
世界的に広まっていきました

近年よくメディアで使われる『インフルエンサー』と言う言葉は
influencer=影響者を意味する英語で、影響=influenzaインフルエンツア
が語源となっているので、ルーツは同じみたいですね


インフルエンサーとは、万単位のフォロワーを持つ
カリスマ的なブロガーやユーチューバーなど
SNSを通じて発信した情報が、世の中に大きな影響を与える
人を総称した言葉です。 いろんな企業でもインフルエンサーを
活用した宣伝活動や、インフルエンサーの採用枠を設けている
企業も増えています。
インフルエンサーから影響を受けるならインフルエンザの様な
悪いウイルスではなく、いい影響を受けたいですね



            12月   膀胱

                                                膀胱

腎臓から尿管によって送られてきた尿を、一時的に溜める
袋状の器官で、約500mlの容量をもち
骨盤腔内で恥骨結合の後ろにあります
女性に比べると男性が上の方にあります
男性は前立腺の上に、女性は子宮の下側にあります

働きは、尿を溜めておくことと、尿を体外に排泄する事です
通常は1時間あたり60mlの尿が腎臓から送られる
膀胱総容量の4/5程度蓄積されると大脳に信号が送られ
尿意を感じる。 排尿時は腹圧を加える事で膀胱の筋肉が働き
内圧がかかり排尿に至る。

              11月 大腸

                                                    大腸    
   
大腸は水分やミネラルを吸収し、便を作る働きをしています
食事をしてから便が排泄されるまでは通常24~72時間かかります
大腸は小腸より短いぶん太く、長さは1.5メートルほどで
盲腸・結腸・直腸に分けられます

・盲腸…小指くらいの大きさの虫垂という袋があります
    盲腸は退化した器官で、特別な働きはしていません

・結腸…便を作る働きをしています。水分を吸収し、便を作るほか
    ナトリウムなどの電解質を吸収しています
    上行結腸→横行結腸→下行結腸→S状結腸の順に送られて
    直腸へと行きます

・直腸…便を一時的に溜めておく働きをしています 
    直腸が便でいっぱいになると、排泄したくなり
    腹部の筋肉などが収縮し、同時に肛門の筋肉が
    開いて便が外に押し出されます

                10月  胃

               胃

胃は口から食道を通って入ってきた食物が蓄えられる袋の様な臓器です
空腹の時は細長くしぼんでいますが、満腹時には大きく膨らんで
食べ物や飲み物を1.5~2.5リットルも貯めこむ事が出来ます
そこで分泌された胃液と食べ物をよく混ぜて3~5時間かけて
ゆっくり消化させます。  胃液には食べ物を化学的に
細かくするために必要な消化酵素が含まれています。
タンパク質・糖質・乳脂肪・などそれぞれを分解する
様々な消化酵素があります。  また胃液に含まれる塩酸は
殺菌効果があり、バクテリアの侵入などを防いでいます
やがて、どろどろの粥状になった食べ物は十二指腸へと送られます

胃は傷つきやすい臓器でもあります
無理をせず下記の事にも気を付けて大事にいたわりましょう
  ・腹八分目を守る……食べ過ぎ飲み過ぎは胃への拷問です
  ・食事時間は規則正しく……毎日の快調なリズムが大切
  ・よくかむ事……咀嚼不十分の食物は胃の負担を倍増させます
  ・適度な運動……運動によって胃液の分泌などを活発にし
          胃の消化機能を高めます
  ・充分な睡眠……睡眠不足は神経のバランスを崩し、胃の運動
          や胃液分泌機能が低下します
  ・食事は就寝3時間前まで……就寝直前に食べ物を摂ると胃に
                長時間滞留し胃もたれや膨満感
                の原因となります

 

                                                                        9月

                                                                       小腸

小腸(空腸・回腸)は、胃や十二指腸で消化された食べ物を
さらに分解し、栄養素を吸収する働きをしています
十二指腸も小腸の一部ですが、一般的に小腸とは
空腸と回腸の事を言います。    小腸はからだの中で最も長い
臓器と言われ、約6m程あります。

小腸の内壁はたくさんのヒダ状になっていて(輪状ヒダ)
このヒダには突起があります(腸絨毛)ちょうじゅうもう。
これらの腸絨毛によって、表面積が大きくなり
より多くの栄養素を吸収できます。

小腸では酵素をたくさんの含んだ小腸液が作られています。
この酵素は、胃から運ばれてくるドロドロの粥状になった
食べ物をほぼ完全に消化し、栄養素は腸に吸収されます
吸収された栄養素は血液によって肝臓に運ばれ  残りの
ドロドロの粥状の物質は大腸へ運ばれます
小腸と大腸は回盲弁で分けられ、大腸から小腸に
物質が逆流しないように、開いたり閉じたりしています

                8月

                                                      胆のう

胆のうは、肝臓で作られた胆汁を溜めておく働きをします
肝臓と十二指腸をつなぐ管の途中にあり
西洋梨の様な形をしています
長さは約10㎝幅は約4cm程度で約50mlの
胆汁を貯える事ができます

胆汁とは :  脂肪を消化するのに必要な液体で、肝臓で1日に1リット 
                 ル 作られています。成分はビリルビン・コレステロール・
                  胆汁酸塩などですが、約90%は水分です
                  胆のうに溜められている間に水分が吸い取られ
                  約10倍位に濃縮されます
                  胆汁は、食事のあとに、胆のうから十二指腸へ送り出され                                   
     ます


食事で脂肪分の多い物を摂取した時、胆のうが収縮して
胆汁が十二指腸に放出され、脂肪の消化酵素である
リパーゼの働きを助けます

        7月  腎臓

 

          腎臓

 

腎臓の働きは血液をろ過し、尿をつくります

その他には、からだの中の水分や血圧などを調整したり

生きていくために必要なホルモンなどをつくります

 

場所は腰のくびれのやや上あたりに左右2つあり

膀胱とつながっています

 

血液をろ過し、老廃物などを取り除きます

再利用出来るものは血液と一緒にからだの中にもどし

からだに必要のない水分・塩分・老廃物などは

尿として、からだの外に出されます

 

ホルモンとしては骨髄で作られる赤血球をふやすホルモン

(エリスロポエチン)や血圧を上げるレニン、血圧を下げる

プロスタグランディンが作られて、血圧を調整しています

             6月  肺

 

 

               肺

 

肺は空気中の酸素をからだに取り入れ、いらなくなった

二酸化炭素を外に出す働きをしています。

鼻や口から吸いこんだ空気は喉頭を通り、気管に入ります

気管は左右の肺の中に入ると、2つに分かれて気管支となります

気管支はさらに細かく分かれて、その先には肺胞という

空気が入った小さな袋がたくさん付いています

肺胞は毛細血管が網目のようになっていて

全身をめぐった血液は、肺胞の袋に二酸化炭素をはき出します

同時に肺胞の中の酸素が血液の中に取り込まれます

肺胞は肺に約3億から6億個あると言われています

肺は自分の力で空気を吸い込んだり、吐いたりは出来ません

肋骨の間の筋肉と横隔膜の動きにより

空気を吸ったり吐いたりしています

 

息を吸う時  肋骨の間の筋肉が伸びると胸壁が広がり

       肺も横に引っ張られてふくらみます

       同時に横隔膜が縮んで下にさがるので肺は下に引っ張                

       られてふくらみます。ふくらんだ肺の中へ空気が入っ  

       ていきます

 

息を吐く時  肋骨の間の筋肉が縮み、胸壁を縮ませるため

       肺も押されて縮みます。同時に横隔膜も

       伸びて上にあがるので、肺も上に押し上げられて

       小さくなります。肺が縮む事で肺の中の空気が

       外へ押し出されます

 

通常、安静時に呼吸を一回すると、肺に吸い込まれる空気の量は

大人で400500ml程度です(小さいペットボトル一本程)

子供は大人の約半分です

             5月

 

             脾臓

 

日頃あまり聞くことのない脾臓について簡単に説明します 

    場所は、ちょうど胃の後ろ側の位置にあります 

主な働きは  1血液中の古くなった赤血球を壊す

       2細菌やウイルスとたたかう抗体を作る

       3酸素を含んだ血液を溜める  です。

 

1  血液中の赤血球の寿命は約3か月で古くなると

   酸素を運ぶ事が出来なくなります

   マクロファジという細胞によって赤血球を壊し

   鉄分を取り出し骨髄に送ります  その他は

   ビリルビンという物質に変えて肝臓→胆管→便の中へ排泄

 

2  脾臓の中にあるリンパ小節ではリンパ球が作られています

   そのリンパ球と形質細胞によって、体内に入ってきた

   細菌やウイルスとたたかう抗体を作り、抗体によって

   病原菌や細菌はこわされます

 

3  運動をした時など、からだが酸素を必要とした時に

   貯えておいた酸素を含んだ血液を

   血液循環の中に送り出しています

 

 

             4月

 

             心臓

 

心臓を説明するには、かなり細かい内容になり

言葉での表現が難しく図説にもなるため

極簡単にいたします

 

心臓は体全体に血液を送り出すためのポンプ役です

1分間に約70回、1日に10万回以上休むことなく

拍動を繰り返して、血液を全身に送り出します

大きさは握りこぶし程の大きさで、心筋という

筋肉でできていて、重さは200~300グラム程です

心臓は4つの部屋からできていて、この部屋が

リズミカルに拍動を繰り返す事によって

効果的に血液を送り出す事ができます

 

心肺蘇生法・AEDについて

PC・スマートフォンなどで検索すると

動画や図説がたくさんあります

緊急事態に遭遇した時に、適切な応急手当が

出来るように日頃から身に付けておくといいと思います

 

心肺蘇生法も内容が少し変わってきている箇所もあるので

5年に1度は講習を受けてみてはいかがでしょうか?